トップページ > ツーリングに行く前にバイクの整備をしよう > バイクのタイヤの空気圧の調整方法
バイクのタイヤの空気圧は、バイクに乗っていても保管していてもどちらでも徐々に減っていきます。
タイヤの空気圧が規定値よりも大きく減っていると、グリップ力が落ちる、燃費が悪くなる、ハンドリング性能が悪化するなどの良くないことを招くので、早めに空気圧を規定値まで充填することをおすすめします。
バイクのタイヤに自分で空気を充填する方法を紹介します。
目次
バイクのタイヤの空気圧は、保管したままで運転していなくても少しずつ減っていきますので、3カ月に1回くらいの頻度で空気圧を確認するようにしてください。
もし、タイヤの空気圧が適性値よりも減っていたら適性値まで空気を充填してください。
空気を充填する時に気をつけることは、
を心がけてください。
空気圧が規定値以下になっていると、グリップ力の低下、燃費の低下、ハンドリングの悪化に大きく影響を与えてタイヤ本来の性能が発揮できなくなります。今までと何かハンドリングの違和感や燃費の悪化に気が付いた時は、空気圧が減っているか確かめて早めの空気圧の補充をおすすめします。
空気圧が減っている状態でバイクを寝かせてコーナーリングするとすぐにグリップ力を失い簡単に転倒する恐れがあります。私は空気圧不足で転倒して指を強くぶつけて、今は治っていますが伸筋腱を切断してしまったことがあります。空気圧不足の状態で無理な運転はしないようにしてください。
タイヤへの空気の補充は、ガソリンスタンドやバイクショップでやってくれます(有料、無料かはお店によって異なります)が、自分でタイヤの空気圧を調整したいという方はバイク対応の空気入れを使えば簡単に行えます。
下記にタイヤの空気圧の調整時に使うものと空気圧の調整方法の手順を紹介しますので作業時の参考にしてください。
タイヤをメンテナンスする時は、溝の残りの深さの確認、ひび割れや異物の確認などを行いますが、すべて行っていると時間がかかりますので、簡易的に済ませる為に、タイヤの空気圧の点検・充填と同時に溝の深さの点検もしましょう。
タイヤの溝の役割は排水性を向上させるものです。溝がない状態で運転していると濡れた路面でスリップしやすくなるので、溝が残ってないタイヤは交換してください。
タイヤの空気圧には適性値というものがあります。タイヤの空気圧が適正の数値よりも足りない時は補充してください。
※空気の補充はタイヤが冷えている時に行ってください。
原付の場合は、シートを開けると適性値の空気圧のラベルが貼ってあります。
空気圧計は、タイヤに入っている空気圧を測定する時に使います。不足していた空気圧を適性値に戻すと燃費が良くなります。空気圧計はバイクの他には車にも使えるので、1つ持っていて損はありません。
タイヤの溝はバイクで走行していると徐々に減っていきます。タイヤの溝の残りを確認して、溝がなくなる前に新品のタイヤに交換してください。
新品のタイヤへの交換時期なのかを確認する時は、スリップサイン(タイヤの側面についている三角マークから溝の方を見るとついているサイン)を見て判断します。
タイヤの空気圧を調整する時は、まずは、空気圧計を使ってタイヤの空気圧を測定してください。
エーモンの商品は、価格は安いですが普通に空気圧は測定できるのでコストパフォーマンスに優れています。
使い方は、タイヤのエアバルブキャップを外してタイヤのバルブに空気圧計の先端部分の口金を押しつけて、針の動きが止ったところがタイヤの空気圧の値になります。
※リセットボタンを押して針をゼロにしてから測定すること。
空気圧を適正値にすると、ハンドリング性能や燃費が向上するので、3カ月に1回は空気圧を測定してみてはどうでしょうか。
※この商品は空気圧のみが測定できます。空気を入れる時は空気入れを使ってください。
見た目はいたって普通の空気入れですが、小さい力でも簡単にタイヤに空気を入れることができる優れものです。
こんなおもちゃ見たいな空気入れで本当に空気が入るのと疑っている方は、一度使ってみればポンピィの実力がわかります。
また、この商品は軽量なので女性の方でも扱いやすく、バイクの他には、車や自転車のタイヤにも対応しています。
自宅でタイヤの空気圧を調整したい方は、わざわざ価格が高い空気入れを購入しなくてもポンピィを持っていれば楽勝です。