バイクのエンジンオイルの役割、交換時期、種類、選び方の基礎知識

エンジンオイルの役割や選び方の基礎知識を身に着けて

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バイクのエンジンオイルをメンテナンスする時の基礎知識

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バイクに乗り続けているとエンジン内部に注入されているエンジンオイルという潤滑や冷却を行うオイルが汚れてきます。

エンジンオイルが汚れたままの状態でバイクに長い間乗り続けていると、エンジンの調子が悪くなるので5000km走行ごとに新品のエンジンオイルに交換することをおすすめします。

バイクのエンジンオイルのメンテナンスをする時に覚えておきたい基礎知識を紹介します。

目次

エンジンオイルの役割

2サイクルエンジン用のエンジンオイル

バイクのエンジンは、シリンダーヘッド、シリンダーブロック、吸気バルブ、排気バルブ、ピストン、コンロッド、クランクシャフトなどの様々な部品で構成されて、吸気行程、圧縮行程、燃焼・膨張行程、排気行程の4行程を繰り返してクランクシャフトから回転エネルギーを得ています。

エンジンは空気と燃料の混合気を燃やして、その熱で燃焼ガスを膨張させるという行程を連続させて動いているので、どうしても燃焼時の発熱や汚れ、部品と部品がこすれ合う摩擦などが問題となってきます。

そこで、エンジンが動いている時に熱や摩擦などでエンジンが壊れないようにする為に、エンジンの内部にエンジンオイルという油を注入して潤滑させて様々な問題が発生するのを防いでいます。

エンジンオイルの主な役目は、潤滑、冷却洗浄という3つの大切なことをして、エンジンが正常に動くようにしています。

  • 潤滑:エンジン内部で動いている部品に油膜を作って摩擦によるキズをつかなくしてスムーズに動くようにします。
  • 冷却:エンジン内部の部品の温度が高くならないようにして、エンジンが正常に動く機能を維持し焼き付きが起こらないようにします。
  • 洗浄:エンジン内部の部品の摩耗による金属粉やブローバイガスによる汚れを取り除き、そして汚れを付着させないようにします。

その他には、金属部品を錆びさせないようにする防錆効果、燃料と空気を燃焼する時のピストンリングとシリンダーとの間の密封性の向上効果もあります。

このように、エンジンオイルはとても重要な働きを受け持っており、エンジンオイルが働いてくれることによって、エンジンは壊れることなく動き続けることができます。

もし、4サイクルエンジンのバイクでエンジンが掛かっている時にマフラーから白い排気ガスがずっと排出されていた場合は、エンジンオイルが燃料と一緒に燃えている悪い症状なので、エンジンが壊れる前にバイクショップで修理してもらってください。

エンジンオイルの交換時期

エンジンオイルは長期間使っているとエンジンから発生する熱などの影響によって、エンジンオイルが劣化して、潤滑、冷却、洗浄性能が落ちてきます。

エンジン内部のエンジンオイルの量が少ない場合や、エンジンオイルを何年間も交換せずに乗っている場合は、エンジン本来の性能が発揮できないばかりか、高い確率でエンジン内部の部品が焼きついて動かなくなりますので気をつけてください。

このようなエンジントラブルを起こさなくする為には、古いエンジンオイルを定期的に新しいものと交換する作業が必要になってきます。

基本的には、前回エンジンオイルを交換してから5000kmくらい走行した時、又は距離に関係なく1年経過した時は、新しいエンジンオイルに交換した方がいいです。

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4サイクルエンジンオイルの種類と選び方

4サイクルエンジンオイルには、鉱物油、部分合成油、100%化学合成油という3種類があり、それぞれの種類は値段も性能もまったく異なります。

エンジンオイルの性能と値段について

  • 鉱物油:値段は安いですが性能は劣ります。(1L当たり500〜1000円くらい)
  • 部分合成油:鉱物油と化学合成油を混ぜて作ったオイルで性能と値段のバランス性に優れています。(1L当たり1500円くらい)
  • 100%化学合成油:性能は一番いいですが、添加剤がたくさん入っているので値段は非常に高いです。(1L当たり2000〜3000円くらい)

自分のバイクに適したエンジンオイルの選び方

スポーツ走行が多い方は部分合成油や化学合成油が適していますが、街中を普通に走るのであれば鉱物油で十分です。

但し、それぞれのバイクに適した粘度のオイルを使用してください。

バイク用品店などの店頭に並んでいるエンジンオイルの缶に10W−40というSAE粘度の表示が書かれているのを見たことはありますか?

10Wは低温でのオイルの粘度、40は高温でのオイルの粘度を表しています。

一般的には、低温側の数字が小さいと燃費性に優れている柔らかいオイル、高温側の数字が大きいと高温時のエンジン保護に優れている固いオイルといわれています。適切なオイルの粘度はバイクの取り扱い説明書やサービスマニュアルで確認したり、バイクショップで尋ねると教えてもらえます。

エンジンオイルはさまざまなメーカーから販売されていますので、どのオイルをいれたらいいのかわからない時は、メーカー純正のエンジンオイルを入れておけば問題ありません。

エンジンオイル選びの注意事項

値段が高い高級なエンジンオイルを入れたからといって、エンジンオイルの寿命が長持ちするわけではありません。どの種類のエンジンオイルを入れても、5000km走行すればかなり汚れるのでエンジンオイルの性能(潤滑、冷却、洗浄)は落ちてします。定期的に交換するようにしましょう。

おすすめの2サイクルエンジンオイル

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2サイクルエンジンは、エンジンオイルと混合気を一緒に燃焼させています。

エンジンオイルがなくても走行できますが、エンジンを保護して寿命を延ばす為にもエンジンオイルが空になる前に補充してください。

私がお勧めする2サイクルエンジンオイルは、ホンダのウルトラスーパーファインです。価格は安いですが、エンジンの始動性やエンジンの吹き上がりは抜群で、コストパフォーマンスに優れたエンジンオイルです。
※同じような価格帯なら、オイルで有名なメーカーのエンジンオイルよりもホンダ純正オイルを入れた方がエンジンの調子が良くなることが多いです。

2サイクルエンジンならホンダ車以外にも注入しても問題ないので、エンジンが不調という方はウルトラスーパーファインを試してみてください。

おすすめの4サイクルエンジンオイル

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4サイクルエンジンは、混合気と一緒にエンジンオイルを燃やさないので、古いエンジンオイルを排出して新品のエンジンオイルへの交換が定期的に必要となります。

私がお勧めする4サイクルエンジンオイルは、価格と性能のバランスがよいホンダのウルトラG2という部分合成油です。ホンダ車向けのエンジンオイルですがホンダ車以外にも使用可能です。

たまに4輪自動車用のエンジンオイルを2輪車に入れる方がいますが、クラッチが滑るようになるので入れないでください。

ウルトラG2にはオイルの粘度が10Wー30と10W−40の2種類が用意されており、街乗りが多い方は10W-30、スポーツ走行が多い方は10W−40が向いていますが、エンジンによってバイク製造メーカーが指定している粘度が異なるので取り扱い説明書で確認してください。

交換するエンジンオイルの量はエンジンの排気量の大きさで異なります。リッターバイクでも4Lあれば足ります。詳しくは、バイクメーカーのホームページや取り扱い説明書で確認してください。

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