ウエストバッグは、バイクに乗る時に自分の腰に固定して荷物を入れて使うバッグです。
バイクに荷物を積む方法は、小さい荷物や中くらいの荷物はタンクバッグ・サイドバッグ・バックパック、大きい荷物はリアシートバッグを使うことが普通ですが、その他にウエストバッグというものも使われます。
ウエストバッグのサイズは、2~5Lくらいの小さいサイズしかないので、貴重品や小物を入れて使うバッグとしての位置づけです。
ウエストバッグは、荷物を入れることができる容量は小さいですが、荷物の出し入れはしやすいので貴重品入れとして使うと重宝します。
上着のポケットにデジカメ、ズボンのポケットにサイフやスマホなどを分けて入れていると知らない間に落としたり失くしたりすることがありますが、ウエストバッグにまとめて入れて腰に巻き付けて持ち歩いていれば、もし、ウエストバッグを落としたとしてもすぐに気づきますので失くす心配がありません。
また、ウエストバッグがあるかないかだけを気に掛けていればいいのでバイクの運転に集中することができます。
ウエストバッグは、自分の腰にウエストバッグのベルトを巻き付けた後にバックルで留めて腰に固定して使います。
ライダーがよく使っているウエストバッグは、バイク用に作られた2.5L又は5Lくらいのサイズです。
ウエストバッグには大きな荷物は入りませんので、貴重品や小物を入れておくと大変便利です。
宿泊ツーリングやキャンプツーリングに行く時は、タンクバッグ・リアシートバッグ・サイドバッグを使ってたくさんの荷物をバイクに積みますよね。
ウエストバッグは、タンクバッグ・リアシートバッグ・サイドバッグと併用して、あくまで貴重品と小物を入れる為に使うバッグとして活用することをおすすめします。
ウエストバッグを購入する時は、各々のウエストバッグで収納容量が違うので、商品説明に書かれている収納容量を確認して選んでください。
防水機能が弱いウエストバッグを使う場合は、突然雨が降ってきた時に貴重品を雨から濡れないように守る為に、貴重品をビニール袋の中に入れてからウエストバッグに入れてください。
貴重品をウエストバッグの中にビニール袋に入れずにそのままの状態で入れると、大雨が降った時に貴重品が水濡れの原因となりますので気を付けてください。
ウエストバッグは、自分の腰に身に着けられるので、主に、貴重品や小物を入れて使うのに適しています。
例えば、収納容量が2.5Lの小容量タイプのウエストバッグに入れる物としては、次のようなものが挙げられます。
キャンプツーリングなら小さい懐中電灯を入れていけば、夜の暗い時でもすぐに取り出して辺りを照らすことができます。
なお、収納容量が6Lの大容量タイプのウエストバッグはタンクバッグ並みのサイズなので500mLのペットボトルが数本余裕で入りますが、重たい物をあれもこれも入れ過ぎると腰を傷めますので気をつけてください。
基本的にウエストバッグは失くしたら困る軽い物をに入れて使うバッグだと思ってください。
どのようなバッグでも良いところもあれば、悪いところもあります。
以下に、ウエストバッグの使い勝手を紹介しますので購入する時の参考にしてください。
ウエストバッグを使えば、荷物をずっと腰に身につけられるので、貴重品などのような盗まれたら困る物をウエストバッグに入れておけば安心できます。
また、バッグは腰に身につけているので貴重品の出し入れは簡単ですし、バイクから降りたらウエストバッグを付けたまま移動すればいいので機動性にとても優れています。
ウエストバッグの収納容量は2~5Lくらいしかないので貴重品か小物くらいしか入りませんので、バッグの中にツーリングの荷物をひとまとめにして入れたいというライダーには向いていません。
また、重たい物を入れて長時間腰に身に着けていると腰が痛くなるので軽い物を入れて使ってください。
ウエストバッグは主に貴重品を入れるバッグです。たくさんの荷物は入りませんのでサイフやカギなどの貴重品入れとして割り切って使ってください。
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私がおすすめするウエストバッグは、タナックス(TANAX)の収納容量が2.5Lサイズです。
2.5Lではサイズ的に、サイフ、スマホ、カギ、ポケットティッシュくらいしか収納できませんが、サイズが小さくかさばらないので取り扱いしやすく、バイクに乗る時に貴重品入れとして常時使ってもらうと便利です。
タンクバッグやリアシートバッグを使わずに荷物を持ち運びたい時は6Lくらいの大容量サイズのウエストバッグの方がおすすめですが、荷物をいっぱい入れると腰に負担がかかりやすくなるのでよく考えてから選びましょう。