タンクバッグは、バイクに乗る時にバイクのタンクの上に置いて固定して、タンクバッグの中に荷物を入れて使うバッグです。
バイクに荷物を積む方法は、中くらいの荷物は・サイドバッグ・バックパック、大きい荷物はリアシートバッグ、貴重品はウエストバッグを使うことが普通ですが、その他にタンクバッグというものも使われます。
タンクバッグのサイズは、5~10Lくらいの小さいサイズしかないので、貴重品や小物を入れて使うバッグとしての位置づけです。
タンクバッグは、荷物を入れることができる容量は小さいですが、タンクバッグの中の荷物は目の前にありすぐに取り出すことができるので、使用頻度が高い貴重品や小物類などを入れておくと大変便利です。
また、タンクバッグはタンクからの取り外しが簡単なので、荷物が少ない日帰りショートツーリングにおすすめです。
ライダーがよく使っているタンクバッグは5Lくらいのサイズで、タンクバッグをタンクの上に固定する時は、磁石でくっつくタイプと吸盤でくっつくタイプの2種類があります。
タンクバッグの使い方は、タンクの上に荷物を入れたタンクバッグを置いて磁石か吸盤で動かないように固定して使います。どちらの固定タイプを使ってもいいですが、よく使われているのは磁石のタイプなので磁石でくっつく方が扱いが簡単だと思います。
ツアラーなどのカウルがついているバイクには特に関係ありませんが、時速100km/hの速さくらいで走っているとタンクバッグの磁石や吸盤がタンクから外れて吹っ飛んでいく可能性があります。
私はネイキッドに乗っていた頃に、走行中に何回かタンクバッグが外れそうになった経験がありました。高速道路を走られる方は、タンクバッグをベルトなどでタンクに動かないようにしっかりくくりつけた方がいいと思います。
防水機能が弱いタンクバッグを使う場合は、突然雨が降ってきた時に荷物を雨から濡れないように守る為に、荷物をビニール袋の中に入れてからタンクバッグに入れてください。
荷物をタンクバッグの中にビニール袋に入れずにそのままの状態で入れると、大雨が降った時に荷物が水濡れの原因となりますので気を付けてください。
タンクバッグは、タンクの上にセットして使うので、主に、貴重品や小物を入れて使うのに適しています。
例えば、収納容量が5Lの小容量タイプのタンクバッグに入れる物としては、次のようなものが挙げられます。
一番上側の透明なビニールのエリアには、紙の地図やポータブルナビを入れておけばタンクバッグから取り出さずにツーリングルートの確認ができますし、日帰りツーリングならレインウェアを入れていけば突然に雨が降ってきてもすぐに取り出して着用することができます。
また、タンクバッグは収納容量が小さいので、主に使用頻度が高いものや貴重品を入れて使うと大変便利です。
どのようなバッグでも良いところもあれば、悪いところもあります。
以下に、タンクバッグの使い勝手を紹介しますので購入する時の参考にしてください。
タンクバッグは、バイクのシートにライダーが座った時に目の前にセットするので、とても使い勝手が良く便利です。
ジェット型のヘルメットの方は、信号待ちなどでバイクが止まっている状態の時にタンクバッグからペットボトルを取り出して簡単に飲むこともできます。
また、タンクバッグは磁石や吸盤でタンクとくっついているだけなので取り外しと持ち運びがとても簡単にできます。
タンクバッグの収納容量は5~10Lくらいしかないので貴重品や小物くらいしか入れられません。ショートツーリングなら大丈夫だと思いますが、バッグの中にキャンプ用品などのかさばる大きな荷物は入りませんので気をつけてください。
タンクバッグは収納容量が小さなバッグです。大きな荷物は入りませんのでショートツーリング用として使ってください。
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私がおすすめするタンクバッグは、タナックス(TANAX)のタンクバッグGTです。
タンクバッグGTの使い方は、4つの角のマグネットをタンクにつけて固定するだけです。もし、走行してぐらつく場合は付属のベルトも使って動かないように固定して使ってください。
タンクバッグGTの最低収納容量は10Lで最高収納容量は16Lなので日帰りショートツーリングに最適な大きさです。
上面のクリアケース部にはA4サイズの紙の地図が収納可能で、側面にポケットが付いているので小物を入れておくと取り出しやすく、ツーリング時の使い勝手が優れているタンクバッグです。
リアシートバッグやサイドバッグでは大きすぎると思われる方は、タンクバッグを使えば、ショートツーリングにも、ちょっとした買い物にも、普段使いにも対応できます。
なお、地図とスマホを併用してクリアケース部分に入れて使いたいという方は、スマホポケットが付いている タナックスのスマートタンクバッグのLサイズ(容量9~17L) の方をおすすめします。