バイクを使った旅行でも車を使った旅行でも夜になるとどこかに泊まって寝て疲れを取ることが普通ですよね。
車の場合はホテルではなく車の中で寝ることができますが、バイクには屋根がなく閉ざされた空間がないのでそうはいきません。
バイク旅行で寝る時の宿泊スタイルは、大きく分けると2つあると思います。
まず1つ目は、お金を支払ってホテル・旅館・ユースホステル・ライダーハウスに宿泊する方法です。ホテルなどの宿泊施設は宿泊する為の場所ですので、安全に泊まることができます。
2つ目は、お金を支払わずに公園などのような建物の外で宿泊する方法です。公園や空き地などにテントを張って宿泊しますので、誰かに襲われるという危険と隣り合わせになりますが宿泊料金はタダです。
この、2つ目のお金を使わずに建物の外で宿泊する方法のことを野宿といいます。
野宿をする時は、テントを立てて寝袋で寝るか、ベンチの上で寝袋だけで寝ます。
野宿を行う時に注意することは、どこでも野宿していいわけではなく安全な野宿の場所を探すことです。
バイク旅行で野宿できそうな場所といえば、次のようなところが思い浮かびます。
野宿の経験が初めての方は、野原や空き地で泊まることは危険ですのでおすすめできません。
では、どこで野宿すればいいのかというと、この中で比較的安全な場所といえば道の駅です。
道の駅には、外灯の明かりがありますし、他の野宿している利用者もいますので野宿初心者の方には安全だと思います。
次は、どのような人が野宿をしているのか見ていきましょう。
私が今までバイク旅行で野宿をしてきた経験の中で一番完全な場所は道の駅でした。
道の駅には昼間はいろいろな方が利用していますが、日が暮れて営業が終わった後にもいろいろな方が利用しています。
例えば、
などです。
道の駅は、いろいろな方が営業が終わった後に朝になるまで利用しているので安全だと思います。
設備面では、道の駅には水道とトイレがあるので野宿に適しています。
その他では、四国ではお遍路の関係でお寺の駐車場にテントを張っている方がいますので、お寺は安全だと思います。
キャンプ料金や高速料金が必要になりますが、キャンプ場や高速道路のサービスエリア、パーキングエリアは安全です。
野宿したことがない方は野宿は怖いイメージがあると思いますが、最低限の設備である外灯などの明かりがあればなんとかなるものです。
次の3点の場所は、野宿が危険かもしれないので十分気をつけないといけません。
このような危険な雰囲気がある場所には野宿に慣れていない方は絶対に泊まらないようにしてください。