みなさんは、フリーズドライという商品は知っていますか?
フリーズドライとは、真空凍結乾燥させた食品のことです。
真空凍結乾燥といわれてもよくわかりませんよね。真空凍結乾燥とは、味付けをして水分を含ませた食品を-30~-40℃くらいの温度で急速冷凍させた後に真空状態にして乾燥させたもののことです。
上の写真は、ドライカレーとえびピラフのフリーズドライですが、防災商品でなんとなく見たことがあるパッケージですよね。
防災商品の食材と聞いて一番初めに思い浮かぶものは、同じような袋に入った防災用の赤飯と白米ではないでしょうか?
実は、フリーズドライは非常用の保存食なので、家の倉庫などに備蓄している方もいると思います。
私は昔フリーズドライを作って食べたことがあるのですがあまりおいしくはありませんでしたが、最近売られているフリーズドライをいくつか食べてみたところ昔とはまったく味が違い普通においしかったです。
なんといっても、フリーズドライは、お湯か水を入れれば美味しいご飯やおかずが出来上がってしまいます。また、栄養の変化がなく保存期間は3~5年もちますのでツーリングにも非常用の食品にも使えます。
昔は種類があまりなかったフリーズドライですが、現在ではいろいろな種類のものが発売されています。
白米、ドライカレー、えびピラフ、 五目ごはん、チキンライスなど様々な種類がありあます。
中華丼、親子丼、カレーなどがあります。
ハンバーグ、肉じゃが、おでんなどがあります。
スパゲッティ、とん汁、みそ汁などもあります。
きなこ餅、あんこ餅などのおやつ系もあります。
作って食べてみましたが普通においしかったです。
このようにいろいろな種類がありますし、お湯や水で手軽に食事が作れますので、バイクツーリングでキャンプ場や離島に連泊される方はフリーズドライを持っていってはいかがでしょうか。
上の写真で紹介したフリーズドライのえびピラフの作り方を紹介します。
まずは、袋を開けて、調味粉末、スプーン、乾燥剤を取り出し、調味粉末の粉を袋の中に入れてスプーンでかき混ぜます。
お湯か水を160ml入れて、お湯なら15分、水なら15分~60分待つとできあがります。
なお、水温によって出来上がりの時間を調整してください。水でも作ることができますが時間が掛かりますのでお湯の方が早く出来上がります。
完成したえびピラフをお皿に盛り付けると下の写真のようになります。
私は、お湯を注いでえびピラフを作ってみましたが、できあがりは普通においしいかったです。
フリーズドライは、水でも作ることができるということは、ガスバーナーなどの自炊道具がなくても作れるということです。また、フリーズドライはホームセンターやスポーツ用品店で手軽に購入できます。フリーズドライをバイク旅行の食事に利用すればとても便利にご飯を作ることができます。