ソロキャンプツーリングで使うドーム型テントの組み立て方法

ソロキャンプ用テントの組み立て方を身に着けて

風とともに大地をかけぬけよう素晴らしい景色が待っています

ソロキャンプツーリング用のドーム型テントの組み立て方法

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テントは、キャンプツーリングする時に使うキャンプ用品です。

キャンプツーリングでキャンプ場や道の駅で野宿される方はツーリング用のテントを用意してください。

アウトドア用品店に行くといろいろなテントが並んでいますが、組み立て終わった後の形と収容人数が違っていますので製品の説明をよく読んでから選んでください。

バイクツーリングでテントを設営する時に覚えておきたい基礎知識を紹介します。

目次

バイク旅行に適したテントの型とは

キャンプ場で宿泊したり道の駅で野宿をする時は、一般的にはテントを設営して泊まりますよね。

テントは外から内側が見えないので、プライベートな自分の居住空間を簡単に作る事ができる非常に便利なキャンプ用品です。

テントの種類は、大きく分けるとドーム型とロッジ型の2種類があり、バイク旅行に適しているテントはドーム型で、収容人数が1~2人の商品がおすすめですが、いろいろなメーカーから様々なテントが販売されているので、どのようなテントを使うのかは各人の使用する環境で決めてください。

最近のテントは昔のテントと比べると、収納袋への収納がビックリするくらいコンパクトになっていて重量が非常に軽い商品があり、また、テントの作りが丈夫で長持ちするものや簡単に組み立てができるものが販売されています。

大昔にテントを使われた経験がある方は、最近のテントを使われると重量が軽く本当に簡単に組み立てが終わってしまうことに驚かれると思います。

ドーム型テントは、テントを一度も組み立てたことがない初心者の方でも簡単に組み立てて設営することができます。テントの収納袋に入っているテントとポール自体の重量も軽量なのでバイク旅行にはおすすめのアイテムです。

それでは、ドーム型テントを購入すると入っている道具、テントの設営に適した場所の選び方、ドーム型テントの組み立て方法について見ていきましょう。

テントを購入すると収納袋に入っているもの

最近販売されているドーム型のテントは、小さい収納袋の中にテントの組み立てで使うアイテムがすべて収まっています。

テントの収納袋の中に入っている道具は、インナーテント、フライシート、テントポール、ペグです。

  • インナーテント:居住空間となるもの
  • フライシート:インナーテントの上にかぶせる雨よけ用の防水シート
  • テントポール:テントの骨組みに使うもの
  • ペグ:インナーテントとフライシートを地面に固定して強風で飛ばされないようにするもの

※ペグを地面に打ちこむ時はハンマーを使います。ハンマーが付属されていない場合は別途用意してください。

左の袋(ペグ)、真ん中の袋(テントポール)、右の袋(インナーテント、フライシート)
テントを買ったときに入っているもの

右の袋の中身:黄色いのがフライシート、黒っぽい色のものがインナーテント
フライシートとインナーテント

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テントの設営に適した場所の選び方

テントを組み立てる前に、どのような場所にテントを設営したらいいのか考えてみましょう。

テントの設営に適した場所とは、朝まで快適に睡眠できる場所ですよね。一般的には、平らな地面で乾燥していて大きい石がない場所がテントの設営に適した場所であると誰でもわかります。

しかし、その他にもっと重要なことがあり、容易に水が侵入してこない場所、風で飛ばされない場所、日差しが強くない場所を選ぶようにすると快適に睡眠することができます。

1.水が侵入してこない場所

突然の雨で地面に水が溜まり、テント内が浸水することがあるので、くぼんでいる場所は避ける

2.風で飛ばされない場所

突然の強風でテントが飛ばされることがあるので、周りに木がなく風が通りやすい場所は避ける

3.日差しが強くない場所

朝日が昇り日差しが強くなるとテント内が蒸し風呂状態になり、早起きを余儀なくされるので日陰を選ぶ

テントの設営場所を選ぶ時のコツとしては、キャンプ場に早めにチェックインしてキャンプ場を一周してから設営場所を決めるのがいいです。キャンプ場に遅くチェックインすると、適切な場所は他のキャンパーに設営されてしまっているので良い場所は空いていません。

ドーム型テントの組み立て方法

ドーム型テントの組み立て方はとても簡単です。インナーテントのスリーブにテントポールを通して土台を作ったら、フライシートを被せて、最後にペグを地面に打ち付けて風で飛ばされないように固定するだけです。

それでは、1~2人用のドーム型テントの組み立て手順をみていきましょう。

手順1

インナーテントを広げてテントポールを2本伸ばします

テントを設営する場所を決めたら、テントの収納袋からいったんすべてのものを取り出します。まず、インナーテントを広げ、テントポールを2本組み立ててまっすぐに伸ばします。

手順2

テントポールをインナーテントのスリーブに挿入する

まっすぐに伸ばしたテントポールをインナーテントの穴の中(スリーブ)に挿入していきます。

手順3

テントポールをインナーテントのスリーブに2本挿入する

インナーテントには2カ所テントポールを入れる穴(スリーブ)がありますので、テントポールを2本とも挿入してください。

手順4

テントポールをインナーテントの端の袋の中に入れます

テントポールをインナーテントのスリーブの奥まで入れ終わりましたら、テントポールの端をインナーテントの端にある袋の中に入れます。

テントポールの端をインナーテントの端の袋に入れる時はかなりの力が必要なので、テントポールは思いっきり押して、インナーテントは思いっきり引っ張っると入れることができます。

手順5

インナーテントの組み立てが完成した状態

インナーテントの端の袋の中にテントポールの端を2本とも入れると、上の写真の様な形状になり寝室(空間)ができます。これでインナーテントの組み立ては完成しました。

手順6

フライシートをインナーテントにかぶせる

インナーテントの組み立てが完成したら、次は、組み立てたインナーテントの上にフライシートをかぶせて、4つの端にある留め金具を確実に留めてインナーテントとフライシートを固定します。

手順7

インナーテントに対してペグを地面に打ち込みます

インナーテントの4つの端からでているバンドをペグのフックに引っかけます。その後にペグを金づちや石などでバンドとペグが直角になるように地面に打ち込み固定します。

手順8

フライシートに対してペグを地面に打ち込みます

インナーテントの4つの端のバンドに対するペグ打ちが終わりましたら、フライシートのバンドに対してペグ打ちをします。フライシートは、入口側、横側、後ろ側にペグを打ち込みましょう。

フライシートのペグ打ちは各人によって打ったり打たなかったり様々ですが、換気を効率よくする為に、最低でも入口側と後ろ側はペグを打ち込んで空間を作った方が快適に過ごせると思います。

手順9

テントの組み立てが完成した状態

インナーテントとフライシートのペグ打ちが終わったら完成です。ペグが風で抜けないように地面にしっかり固定されているか確認してください。
※上の写真はテントの組み立てが完成した状態。

生まれて初めてテントの組み立てを行う方は、組み立てが完成するまでにだいぶ時間が掛かってしまうと思いますが、何回でも組み立てて慣れてしまえば10分かからないくらいの短時間で組み立てられるようになります。

テントを組み立て終わった後の注意事項

テントを組み立てて設営する時に、風が吹いていない日や風が強くない日は、ペグを1本も地面に打ちこまない方がいます。

しかし、山の天候は変わりやすく、テントを設営した時は風が吹いていなくても夜や朝方になると強風が吹きだすこともあるので、テントを設営した周りに風をさえぎるような木々が何もない平原のような場所では、必ずペグを使ってテントを地面に固定してください。

また、インナーテントには引き縄というものが付いているので、風が強くテントがばたついている時は引き縄をペグで地面に固定して強風対策を行ってください。

ソロキャンプツーリングで使うおすすめのドーム型テント

キャプテンスタッグ ツーリング用 テント UV 2人用 リベロM-3119>アマゾンはこちらから

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バイクのキャンプツーリングで使うテントは、バイクに積むことができる荷物のスペースが限られているので小型・軽量のテントが望ましいです。

私がおすすめするテントは、キャプテンスタッグのツーリング用テント2人用(リベロM-3119)です。

リベロは、軽量で小型の収納と簡単に設営できることが特徴のバイクツーリング用のテントです。2人用のテントなので室内に荷物を置いても寝る場所は確保でき天井も高いので居住空間としては過ごしやすいです。

また、ベンチレーション機能もありインナーテントの通気性が良く、フライシートで出入り口前に前室を作ることができるので、靴や荷物を置くスペースとして利用できます。

キャンプをすることが初めての方は、どのようなテントが自分に合っているのかわからないと思うので、高価なテントを購入するよりも、まずはリーズナブルなテントを使ってキャンプに慣れてください。

テントに望むことは各ライダー違いますよね。テントを使いこんでいくと自分に適したテントはどれなのか選べるようになるので、それから高価なテントにグレードアップするのが賢い購入方法です。

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