中部地方のおすすめの見どころとして、白川郷を紹介します。
白川郷(しわかわごう)は、岐阜県の白川村にある合掌造りの集落のことです。
現在は、世界遺産に登録されているので、毎日多くの観光客で賑わっている人気の観光スポットとなっています。
白川郷の合掌造りの集落は風情を感じ、今でも人が住みながら保存されている珍しい場所です。昔ながらの景観を感じながら街中を歩て見ると、屋根の大きさに驚かれると思います。白川郷の近くまでは高速道路が通っていて交通アクセスは良いので一度訪れてみてはいかがでしょうか。
近畿地方のおすすめの見どころとして、谷瀬の吊橋、金閣寺、明石海峡大橋を紹介します。
奈良県の十津川村にある谷瀬の吊橋(たにぜのつりばし)は、橋の長さ約300m、地面からの高さ約50mあり、日本一と言われているつり橋です。
現地で見るとつり橋の巨大さにびっくりすると思いますが、観光客でごった返している訳ではなくひっそりとたたずんでる穴場スポットです。
谷瀬の吊橋は、その名の通りつり橋なので歩くたびにゆらゆら揺れますので、高いところが苦手な方は見ているだけにしてください。橋の上からは十津川村の綺麗な景色が一望できます。
京都府にある金閣寺(きんかくじ)は、正式には鹿苑寺といい臨済宗相国寺派のお寺です。
小学校や中学校の修学旅行で訪れたことがある方もいるのではないでしょうか。金閣寺は有名な観光名所なので多くの日本人や外国人観光客で賑わっています。
金閣寺の見どころといえば、建物に貼られた金箔ですよね。建物の金色の輝きが美しくて見惚れてしまいますし、池に映っている金閣寺も綺麗です。
明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)は、神戸市と淡路島を結ぶ世界一長い吊り橋です。
昼間は橋の上からの景色が綺麗ですが、夜は橋がライトアップされるので、綺麗な橋を眺めることができます。
私がおすすめする場所は、淡路島から神戸市を一望できる道の駅あわじです。夜に道の駅あわじに立ち寄られた際は、明石海峡大橋と神戸市の夜景を見てはいかがでしょうか。
※上の写真は、明石海峡大橋と神戸市の街並みをバックにして淡路島の道の駅から撮影しました。明石海峡大橋のイルミネーションと神戸市の夜景はとてもきれいです。
中国地方のおすすめの見どころとして、帝釈峡、宮島、錦帯橋を紹介します。
広島県にある帝釈峡(たいしゃくきょう)は、日本百景の1つに選ばれている峡谷(きょうこく)です。
帝釈峡のすごいところは、日本でも有数な規模が非常に長い峡谷で、全長が18kmにも及んでいることです。帝釈峡は神龍湖を中心に広がっており、県道25号をバイクで走るだけでも、春は辺り一面に緑豊かな新緑、秋は真っ赤に染まる紅葉が楽しめます。
また、バイクから降りて、探索コースを散歩したり、遊覧船に乗って観光してみると帝釈峡の自然をより一層満喫することができます。
広島県の宮島(みやじま)は、日本3景の1つで世界遺産にも登録されており、非常に有名な観光名所となっているので、知っておられる方は大勢見えると思います。
宮島へのアクセス方法は、宮島口から宮島桟橋までフェリーや高速船を利用して海上から行くことになります。
宮島といえば、大きな鳥居が海の中に建っている厳島神社が有名ですが、ロープウェイで山の頂上へ行き弥山の展望台からの眺めもすばらしいです。厳島神社は、夜はライトアップされていてとても綺麗なので、宮島に1泊して夜の宮島も楽しんでみてください。
山口県にある錦帯橋(きんたいきょう)は、日本三名橋の1つに選ばれており、日本の中でも珍しい形をした木造の橋です。
錦帯橋は珍しい橋でありながら、有名な観光名所としては全国的にあまり知られてはいませんが、木造で作られているユニークな形をした橋は一度見ておきたいところです。橋は見るだけでなく向こう岸まで歩くこともできますし、橋の周りには、春は桜、秋は紅葉が広がっているので綺麗な景色を楽しむことができます。
四国地方のおすすめの見どころとして、しまなみ海道、四国カルストを紹介します。
広島県から愛媛県を結ぶしまなみ海道(しまなみかいどう)は、橋が架けられたいくつかの島々を走行する自動車道です。
しまなみ海道には、橋がいくつも架けられているので晴れた日にバイクで走ると、橋の上からの島々と海の景色が抜群に素晴らしいです。
しまなみ海道は車やバイクはもちろん走行でき、その他には、原付・自転車・徒歩でも通行することは可能です。暖かい季節にツーリングに行くなら、潮風が気持ちよく、橋の上から周りの海や島々の綺麗な景色を眺めることができるしまなみ海道へ行ってみてはいかがでしょうか。
四国カルストは、愛媛県が指定している自然公園で、愛媛県と高知県の県境近辺一体に広がっています。
四国カルストは日本3大カルストの1つに選ばれているだけあって、素晴らしい光景が辺り一面に広がっているので、今まで見たことがないような絶景を目の当たりにすることができます。この辺りのところどころにある白色の岩は石灰岩で、周りの景色と調和して鮮やかなコントラストを作り出しています。是非、四国カルストの広大な景色を見て感動してください。
九州地方のおすすめの見どころとして、紐差カトリック教会、阿蘇山の草千里ヶ浜、佐多岬、屋久島を紹介します。
長崎県の平戸市にある紐差カトリック教会(ひもさしカトリックきょうかい)は、半円アーチが特徴のロマネスク様式の教会で、建物の造りはとても美しいです。
紐差カトリック教会は、建物の屋外・屋内のどちらの造りも美しいという言葉が非常に似合っています。ロマネスク様式の教会に興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか。普段は実際に使われている教会ですので、見学できない時もあります。
熊本県にある阿蘇山付近は、きれいな景色がたくさんあります。
阿蘇パノラマラインをバイクで走るだけでも阿蘇に来た甲斐はありますが、特におすすめしたい場所は草千里ヶ浜(くさせんりがはま)という広い草原で、阿蘇山の中でも群を抜いて綺麗な景色が見れる場所です。
草千里ヶ浜は、阿蘇山の煙を吐いている火口の近くにありますが、荒々しい火口とは打って変って草千里ヶ浜はとてものどかな景観が広がっているので、バイクから降りて探索してみてください。
上の写真は、鹿児島県の佐多馬籠に位置する本土最南端の地の佐多岬(さたみさき)です。
鹿児島県の一番南に位置するこの場所は、ライダーなら1度は行ってみたい場所の候補に挙がっているのではないでしょうか。佐多岬からの眺めは海しか見えませんが、岬まで続いている道(佐多岬ロードパーク)はバイクで気持ちよく走行できます。
なお、四国にも同じ読みの佐田岬があります。佐多と佐田を間違えないようにしてください。
鹿児島県の屋久島は、世界遺産に登録されており、また、ジブリ映画のもののけ姫の舞台になっていて、神秘的な雰囲気を醸し出している島です。
屋久島の見どころといえば屋久杉が有名です。荒川登山口から縄文杉までのルートは、往復で10時間くらいかかりますが、コケが生えた木々、屋久杉や自然いっぱいの空気の香りなど普段の生活では味わうことができないので是非訪れておきたい場所です。
屋久島までは、鹿児島港から就航しているカーフェリーにバイクを載せて行くことができます。
沖縄のおすすめの見どころとして、竹富島の街並み、与那国島のDrコトー診療所を紹介します。沖縄は気温が低くないので建物や海の風景がきれいな地域です。
竹富島(たけとみじま)は、沖縄県の石垣島からフェリーで15分くらいの場所にある小さな島です。
竹富島の民家の作りは、平屋建てで赤瓦の屋根と白いサンゴの塀が特徴です。街中を探索するには、自転車をレンタルすれば快適に見て回れます。南の島は温暖な気候でのんびりと時間が流れていくので、普段の生活から解放されてリフレッシュしたい方におすすめです。
与那国島にあるこの場所は、昔テレビのドラマで放送されていたDrコトー診療所の撮影現場です。
建物以外は周りには特に何もありませんが、ドラマの当時のそのままの形で残っています。診療所の屋上に登れますので記念撮影におすすめです。
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