バイクのヘッドライト・ウインカー・ホーンの操作方法

バイクのヘッドライト・ウインカー・ホーンの操作方法を身に着けて

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バイクのヘッドライト・ウインカー・ホーンの基礎知識

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バイクの教習所では、ヘッドライト・ウインカー・ホーンの操作方法を教わりましたよね。

バイクの免許を取得して間もない方は操作方法を覚えていると思いますが、長い間バイクに乗っていない方はきれいさっぱり操作方法を忘れてしまっているものです。

ここでは、ヘッドライト・ウインカー・ホーンボタンの役割と操作方法について説明していきます。操作方法を忘れてしまったという方は思い出してください。

目次

原付と普通のバイクのヘッドライト・ウインカー・ホーンの操作方法

バイクのハンドルには、ヘッドライト・ウインカー・ホーンを操作するボタンが取り付けてあります。

バイクを運転する時は、各ボタンの操作方法を覚えて安全に運転してください。原付(スクーター)と普通のバイクのヘッドライト・ウインカー・ホーンの操作方法について説明します。

原付のヘッドライトの操作方法

原付のヘッドライトポジションボタン

ヘッドライトは、夜間は前方を照らす為、昼間は自分の存在を知らせる為にあります。

現在の原付のヘッドライトは常時点灯機能が付いています。常時点灯機能とは何かというと、エンジンが掛かっている時はヘッドライトを常に点灯させないといけない機能ですので、ヘッドライトのON/OFFボタンはありません。

したがって、前方をライトで照らす位置を調整するハイビームとロービームというスイッチがあるだけです。ヘッドライトを操作する時は、スイッチを上に倒すとハイビーム(ハイポジション)になり、スイッチを下に倒すとロービーム(ローポジション)になります。
※通常はロービームにして走行してください。

ハイビームは、霧が発生していたり、山の中のような周りに街灯がない真っ暗い場所で夜間視界が悪い時に遠くの方まで確認する場合に使う目的のものです。

但し、街灯がない場所でもライトがハイビームの状態になっている時に対向車が走ってきたらまぶしくて相手が迷惑するので、対向車とすれ違う時はロービームにして走行するのがマナーです。

原付のウインカーの操作方法

原付のウインカーボタン

ウインカーは左右に曲がる時に使うものです。

右に曲がるときは右ウインカー、左に曲がるときは左ウインカーを点滅させて走行します。

ウインカーを操作する時は、スイッチ(上の写真で緑色の丸で囲んだボタン)を右に押して倒すと右ウインカーが点滅し、スイッチを左に押して倒すと左ウインカーが点滅します。点滅しているウインカーを消灯させる時は、スイッチが真ん中の状態で押してください。

注意:ウインカーの球が切れると、他のウインカーの点滅速度が速くなります。普段と点滅速度が違うことに気がついたらウインカーの球が切れていないか確認してください。

原付のホーンの操作方法

原付のホーンボタン

ホーンは、危険な時などのような、相手に何かを知らせたい時に使います。

ホーンを操作する時は、ホーンボタン(上の写真で緑色の丸で囲んだボタン)を押すとホーンが鳴ります。

使用頻度は低いですが操作方法を覚えておいてください。

普通のバイク(マニュアル)のヘッドライト・ウインカー・ホーンの操作方法

マニュアルのバイクでも、基本的には原付の時の操作方法と同じように行えば、ヘッドライト、ウインカー、ホーンの操作ができます。

ヘッドライトのスイッチは、ハイビームとロービームの2つがあります。
※大昔のバイクはヘッドライトのON/OFFスイッチもありましたが、今のバイクはエンジンが掛かっている時は常時点灯するようになっていますのでON/OFFスイッチはありません。

ウインカーのスイッチは、右に倒すと右ウインカーが点滅、左に倒すと左ウインカーが点滅、中心を押すとウインカーが消灯します。

ホーンを鳴らす時は、ホーンボタンを押して操作してください。

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ヘッドライトが点灯しない、ウインカーが点滅しない時の対処方法

ヘッドライトやウインカーなどの灯火類は長い間交換せずに使っていると、ある日突然、点灯・点滅しなくなることがあります。

下記に灯火類にトラブルが起きた時の対処方法を紹介しますので、復旧作業を行う時の参考にしてください。

ヘッドライトが点灯しない時の対処方法

ヘッドライトが点灯しない時は、バルブを点検してください。

バルブを確認してみて、もし、電球の中の線(フィラメント)が切れている場合は寿命を迎えたことにより点灯しないので新品のバルブに交換しなければいけません。

バルブを交換する時に気を付けることは、バルブのガラス部分を素手で触ると手の脂分が原因でバルブの寿命を縮めてしまいますので、交換時は必ず手袋をはめて作業を行ってください。

フィラメントが切れていないのに点灯しない場合は、 コネクターの接触不良が疑われます。

コネクターを数回抜き差ししてみたり、線と線をつないでいる接点を掃除してみたりしてください。それでもダメならヒューズボックスを開けてヘッドライトのヒューズが切れていないか確認してください。

ヘッドライトは自分のバイクの存在を相手に伝えたり、夜間の視界を確保する為の重要な役割があるので、バルブが切れているまま走行すると大変危険です。異常に気がついたら早めに交換しましょう。

ウインカーが点滅しない時の対処方法

ウインカーのバルブのフィラメントが切れている場合は、ヘッドライトのバルブと同じようにバルブの寿命なのでウインカーは点滅しません。ウインカーの異常は気付かないことが多いですが、他のウインカーの点滅の速さが早くなったりしますので、いつもとおかしい状況に気がついたら、バルブが切れていないか確認してください。

まれに、 コネクターなどの線と線が接続されている場所の接触不良が原因で点滅しないこともありますが、ほとんどの場合はバルブを新品に交換すれば正常の状態に直すことができます。

ウインカーのバルブを交換する時に気を付けることは、バイクメーカーが指定しているバルブ以外を付けると、ウインカーの点滅速度が早くなることがあるので注意してください。

ウインカーは曲がりたい方向の意志表示を伝える重要な役割があるので、バルブが切れているまま走行すると大変危険です。異常に気がついたら早めに交換しましょう。

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